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【冬の絶景】壮大な流氷の世界!おーろら号で堪能する冬の船旅

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北海道の冬の海の絶景「流氷」。じつは流氷を見れる地域はごくわずか……世界的にも限られた地域でしか見られない特別な光景なんです!

そんな貴重な絶景「流氷」を見にいくことができる流氷観光砕氷船「おーろら号」について紹介します。

流氷ってどうやってできる?

流氷とは、オホーツク海北部沿岸でできた氷が、北よりの季節風によって北海道まで流れてきたもの。平均の厚さはなんと1~2mにも及ぶそう。

流氷を見ることができる地域は、日本では北海道の紋別、網走、知床の3ヶ所が基本。観光施設やアクティビティもこの地域が充実しているんです。

また、流氷の見頃は、例年2月中旬から3月上旬。流氷を見ることができる確率は40%程度ですが、地球温暖化の影響により、年々流氷の接岸の遅れや面積が減少傾向にあるため、流氷を見ることができる確率は年々低下しているそう。

天候や潮の流れによって見れないこともありますが、それでも見にいく価値のある美しい光景です!

流氷観光砕氷船「おーろら号」の魅力を紹介!

網走市から流氷を見るには、網走流氷観光砕氷船「おーろら号」に乗るのがメジャーな方法。約1時間のクルーズで、オホーツク海の流氷を船上から楽しむことができます。

出航してすぐの景色

おーろら号の見どころは、なんといっても流氷を砕く迫力!船体の重みで流氷を砕きながら進むので、ギシギシと氷が軋む音が聞こえ、氷を砕く時の振動も伝わってきます。

大型船ならではの揺れが少ない安定感も嬉しいポイント。しかも寒くなったら中に入ることもできるので、体調に合わせて流氷を楽しめます。

また、おーろら号運行コースの周辺には野生動物が生息していて、運が良ければクジラやアザラシ、イルカなどを観察することができます。私は大きな鳥のような生き物を写真に収めることができました(流氷が大きくて鳥が小さく見えてしまう……)。

おーろら号はどこから乗れる?

道の駅 流氷街道網走にあるポケふた

おーろら号は、北海道の網走市にある「道の駅 流氷街道網走」の網走流氷観光砕氷船おーろら乗り場から乗船することができます。最寄り駅はJR網走駅となります。JR網走駅や女満別空港からバスで運行されていますよ。

JR網走駅からのアクセス

網走駅や網走バスターミナルからは「市内観光施設めぐり」という市内バスが便利!流氷砕氷船のりばはもちろん、他の人気観光スポットへも停車してくれるんです。観光客には嬉しい。

市内観光施設めぐり (路線バス)

(2024年1月20日~2024年3月31日版 )

流氷砕氷船のりば(道の駅)から網走バスターミナル、網走駅、刑務所前、博物館網走監獄、天都山流氷館、北方民族博物館を通るルート。

時刻表はこちら

女満別空港からのアクセス

女満別空港についてまずはじめに流氷を見に行くよという方はこちら!飛行機の発着に合わせてバスが出ています。流氷砕氷船のりばまで行けるのは15時ごろまでの便となっているのでご注意くださいね。

女満別空港線

(2024年1月9日~2024年1月31日版)

流氷砕氷船のりば(道の駅)から網走バスターミナル、網走駅、刑務所前、観光ホテル前、網走湖荘前、女満別空港を通るルート。

時刻表はこちら

知床・ウトロ方面からのアクセスも

知床方面からもバスでアクセス可能です。私はおーろら号に乗船したあとにウトロで流氷ウォーク(流氷の上を歩く体験)を予定していたので、流氷砕氷船のりばからウトロ方面のバスに乗車しました。こちらのバスはなんと、知床のいくつかのホテルにも立ち寄ってくれる大変嬉しい交通手段なので紹介しておきます。

知床エアポートライナー

(2024年1月20日~2024年3月10日版)

女満別空港から網走駅、網走バスターミナル、流氷砕氷船のりば(道の駅)、白鳥公園入口、斜里バスターミナル、知床道の駅を通り、ホテル巡回しウトロへと向かうルート。

時刻表はこちら

気になるベストシーズン・料金

乗船チケット

おーろら号令和6年の運行期間は1月20日(土)から3月31日(日)まで。中でも最も流氷が見られる可能性が高くおすすめの時期はは2月下旬から3月上旬です。

月によって便数は異なり、最も多い便数は2月の7便となりますが、予約数が15名以下の場合運休となる事があり、流氷がない時は能取岬までの海上遊覧となるそう。乗船時間は1時間前後です。

また、料金は大人(中学生以上)は4,000円、小学生以下は2,000円、幼児は無料です。

公式HPより

流氷を見にいく前に知っておきたいポイント

防寒必須

流氷観光に行く際に最も気にしておきたいのが服装。極寒の海の上なので、しっかりとした防寒対策が欠かせません。スノーウェアやダウンコート、マフラーや耳当てなど、雪や風に強く保温性と気密性の高い防寒着が必須。 また、晴れた日は雪上や流氷に太陽の光が乱反射するためサングラスがあっても良いかも。

また乗船できる人数には限りがあります。当日、定員に空きがあれば予約なしでも乗船できるそうですが満員の場合は乗れないそう。

せっかく行ったのに乗れないなんて……とならないように、予約していきましょう!

予約はここから!

この冬は網走で季節限定の体験を!

流氷観光は季節限定の体験であり、美しさに合わせてその貴重さも魅力の一つ。一生の思い出に残る旅となるはずです!ぜひこの記事を参考にして出かけてみてくださいね。

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